不動産相続・住み替えなど、台東区の不動産売却なら「浅草縁結び不動産」|【不動産売却まめ知識vol.62】不動産売却時の適切な価格設定の秘訣

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【不動産売却まめ知識vol.62】不動産売却時の適切な価格設定の秘訣

不動産を売る時、多くの持ち家所有者に共通する疑問は、「どのように価格を設定すれば良いのか?」です。
ある日、物件を市場に出したところ、驚くほど早く契約が成立することがあります。
これは一見、成功した取引のように感じますが、果たしてそれは正しいのでしょうか。

ご存知のように、売却される不動産の価格設定は非常にデリケートな作業です。

新築マンションを市場に出す場合、専門家たちは「売却に1年程度の時間がかかる価格」が適正であると指摘しています。

この理論の背景には、不動産の価格設定があまりにも低すぎると、即座に売れてしまう一方で、

実はもう少し高い価格でも十分に売れる可能性があったというリスクが潜んでいるからです。

 

「1年程度で売れる価格」とはどのように決定されるのか?

 

実例を挙げて考えてみましょう。

 

都心のマンションのケース

東京都内のある築10年の中古マンションが、5,000万円で市場に出され、1週間で売却されたとしましょう。

この早さから、価格が低すぎた可能性が高いです。

 

同じエリアの類似物件が平均で6,000万円程度で売却されている場合、最初の価格設定が1,000万円も低かったことになります。

このような場合、最初から6,800万円程度で出して、「少し高いかな」と思える価格で販売スタートします。

値引き交渉が入れば、適正な価格に落ち着きますので。

このように、初めの価格設定は「ちょっと高め」でも問題ありません。

なぜなら、後からの交渉で柔軟に価格調整ができるからです。

適切な価格設定をすることで、売主と買主双方にとって満足のいく取引が期待できます。

 

まとめ:「ちょっと高め」が適正価格のヒント

不動産の価格設定は、売主の利益を最大化するためだけでなく、市場の動向や周辺の物件価格なども考慮する必要があります。

簡単に物件が売れることは魅力的ですが、適正な価格設定によって、最も理想的な取引を目指しましょう。

 

この記事を書いた人

石田栄一

離婚とおうちで"困ったとき”のあなたの街の相談窓口 代表
浅草縁結び不動産(縁結び株式会社)代表
・宅地建物取引士
・賃貸不動産経営管理士
・住宅ローン返済支援エージェント